さくらのレンタルサーバスタンダードでは、メールアドレスを作成して、複数のメールアドレスを運用できます。
この機能を利用して複数のユーザーに独自ドメインのメールアドレスを提供できます。
ただ、これは、さくらのレンタルサーバの管理者が行うことなので、メンバーの一人である場合は、管理者から提供される情報で設定を進めて行くことになるでしょう。
https://secure.sakura.ad.jp/rs/cp/
さくらのレンタルサーバスタンダードでは、コントロールパネルよりメールアカウントの設定を行います。
初期ドメイン名と、パスワードでログインして、
メール>メール一覧
新規追加
基本項目
ユーザ名
メールアドレスの左部分 (ユーザ名)@ドメイン名
半角英数字(a~z 0~9) . (ドット) _ (アンダー) - (ハイフン)が使用可能
ユーザの説明
入力例:ユーザの名前や所属など
一覧表示や一括編集の際に分かりやすくなります。
パスワード
パスワード(確認)
8文字以上32文字以内で、半角英数字・記号が使用可能です。詳しくはこちら
メールやFTPを利用する際のパスワードとなります
安易な文字列のパスワードはお控えください。
メール利用範囲
メール容量制限 1 GB
メールの受信
●受信する 転送専用
転送先アドレス
メールアドレスのリストを指定してください(改行もしくはカンマ区切り)
拒否リスト
(受信を拒否するメールアドレスに含まれる文字列)
メールアドレスのユーザ名は半角英数字および記号(-_.?~!) が使用できます。
対象にしたい文字列を改行もしくはカンマ区切りで記載してください。
許可リスト
(受信を許可するメールアドレスに含まれる文字列)
メールアドレスのユーザ名は半角英数字および記号(-_.?~!) が使用できます。
対象にしたい文字列を改行もしくはカンマ区切りで記載してください。
ウイルスチェック
●有効 無効
迷惑メールフィルタ
利用しない
「迷惑メール」フォルダに保存
メールを破棄
フィルタの利用
「迷惑メール」フォルダへの保存が推奨されます。
フィルタの利用ではヘッダに「X-Spam-Flag: YES」を追加します。
作成する
これで、
ユーザ名@初期ドメイン
や
ユーザ名@独自ドメイン
といった感じのメールが使えるようになります。
管理者はメールアドレス(メールボックス、メールアカウント)を作成したら、対象者に情報を提供する必要があります。
メールアカウント(メールアドレスの@より前の部分)
メールのパスワード
ドメイン(メールアドレスの@より後ろの部分)
初期ドメイン(なくても設定できるが、暗号化通信が利用できないので、特に支障がないのであれば初期ドメインも共有したほうが)
その組織のリテラシーにもよりますが、設定手順や、設定手順を説明しているページなどを伝える必要があると思います。
また、Webメールでの利用方法なども案内してもいいのではないかと思います。
参考:
さくらインターネット